QUALITY POLICY
最大の強みである高品質を維持する
検査体制とトレサビリティー体制
QUALITY AND TECHNOLOGY
QUALITY 01
QUALITY 01
実装品質の管理と
迅速なサービス体制
相信では、すでにEU諸国における有害物質の使用を制限するRoHS指令に基づき、これらの規制を受ける、鉛組成を除外した鉛フリー半田の接合技術を2004年に確立しています。実装品質の管理と迅速なサービス体制を構築しています。
QUALITY 02
QUALITY 02
相信の実装品質を支えるのは
小さな一つ一つの作業の
地道な積み重ねです。
作業中の基板、部品は今どの工程にあるかの情報が誰でも一目で分るように、大きなマグネットシートやラベルを活用して管理されています。
実装前の基板は電源とGNDがショートしていないかを確認します。
お客様から支給された部品は、数量だけでなく詳細な型式やリード変形の有無までチェックします。予め頂いた部品表と少しでも相違がある場合は、必ずお客様に一旦確認いたします。
実装後は顕微鏡を用いた目視による全数検査を行います。量産品のリピートに関してはインサーキットテスタを使って確実にマイクロショートを発見します。
QUALITY 03
QUALITY 03
実装品質の安定維持と保証
常に、短期間で仕上げることが要求される少量多品種の実装現場は、作業手順が場当たり的に流されやすい宿命的傾向を抱えます。
相信では、実装品質の安定維持に欠かせない基本的姿勢は、常に一定の手順によって繰り返される「実装作業の標準化」であると考えています。作業環境が変化しても、いかなる要請の下でも作業者の判断で実装手順を変更することは許されません。
工期短縮の目的で標準化された作業を変えることは、たとえそれがお客様の要請でも結果としてお客様の利益にならないと考えるからです。
PROMISE
お客様が永続的に安心して弊社をご利用いただけるよう
安心、安全のサービスを安定して提供できるよう、以下のことをお約束いたします。
1 プリント基板の実装デザインから部品実装組立まで一貫したサービスを提供します。
2 プリント基板実装に必要な部品種類を統合し、標準在庫化することで、納期管理の問題を解決します。
3 PWB実装oneは、お客様の間接費の「削減」と「開発」のスピードの二つを解決します。
4 品質確保は至上命題ながら、万が一不具合が出た場合、すぐにお客さまのご不便を解決するための行動を起こします。
5 不具合発生の際は原因を探り、再発についての対策を説明し、今後の不安を解消します。
TESTING PROCESS
材料の投入から完成出荷までの全履歴がこの1枚に
お客様の注文書毎に製作品番を付番し、工程連絡書が発行され出荷までの工程を記録します。
工程連絡書は 、 部品材料の集荷時より製作工程・検査工程及び梱包出荷まですべての工程を管理します 。
出荷後のお問い合わせや製品トラブルの照会に、製作品番でいつでもお応えできます 。
実装組み立て完成検査
実装組み立て後の全品を検査シートにより点検します。
各工程の標準化した作業で、すでに織り込み済みの品質をこの作業で確認します。
初ロットは標準フォーマット用紙に、2回目以降は標準フォーマットの改良型を工夫した書式にすべて手書きします。
これは、作業履歴として一定期間工場内に保管していますので、いつでも即座に参照可能です。
各種記録簿の保管
製造記録は部品材料の履歴から検査の記録まで保管されています。
お客様のお問い合わせに応じて、即座に検索参照することができます。
基板実装の記録、検査簿、実装現場作業の検査記録など、手書きの文書保管、プリント基板製作から実装まで、作業に関する記録簿は社内で管理する一意の記号で、機種ごとに管理されています。
製作現場で起きる手書き文書は、作業手順の流れに沿って所定場所に保管され、いつでも、必要に応じて参照できます。
実装検査システム
部品実装後の品質を決定づける半田接合の信頼性。
クリーム半田印刷の品質と実装精度、リフロー温度プロファイルの管理まで、各プロセスは注意深くすすめられます。目視検査の限界をはるかに超えた微細電極の半田は接合検査は、最新の技術で守られた検査システムが要求されます。
相信では、実装部品の半田接合の検査に、インサーキットテスタを導入活用しています。
インサーキットテスタ
マウントデータの座標値を使い、さらに電極座標値を展開して、全電極の数と等しい座標値データを得ます。
すべてオフラインで準備します。基板実装検査装置の内部プローブとヘッダ4軸-3本のコンタクトプローブで、電極への接触、そしてアンテナプローブとの併用で、幾通りもの測定モードで信頼性を補完。
AUTHORIZATION
PWB実装oneの技能品質証明書
合格者のみ半田付け作業を行います。これからの実装業者には年々微細化し続ける電子部品に対応出来る、確かな実装技術を確立することが求められています。
相信では実装技術の原点であるマニュアルソルダリングの技術向上の為、平成19年より社内に半田付技能認定制度を設けています。
半田技能認定委員会を発足し、日本溶接協会半田付技能認定試験にて上級オペレータ技術証明書を取得した者が選任され、手順に沿って新人教育にあたります。
こと前講習の受講
認定を受けるためには、まず日本溶接協会の有資格者による講習を数日間に渡って受講します。
テキストを用いて半田の歴史、基本用語、プリント基板や電子回路部品の基礎知識、半田付けの判定基準等について体系的に学んだ後、実技の講習を受け、試験に臨みます。
実技試験
実技試験では、各部品の傾きの度合い、リードフォーミング等5項目、汚れ、所要時間等、総合的に評価されます。
合格すると認定証が授与され、これで初めてお客様の基板に半田付け作業をする資格が得られます。
ACTIVITY
半田付け品質のバロメータ、ブリッジゼロ管理記録
相信では半田ブリッジの発生を抑え、仕上がり品質と生産性を更に向上させることを目的とした「ブリッジゼロ運動」を展開しています。
これから先もお客様に満足していただける品質を目指して、2009年より社内のすべての部署の作業の標準化を目指した「業務マニュアルプロジェクト」をスタートしました。
従業員は、BCP(こと業継続計画)活動の一環として、日常的に業務マニュアル整備に注力し、手順遵守を徹底しています。
ブリッジゼロ運動
電子機器の基本構成要素である集積回路、回路基板、チップ部品などの進歩は著しく、これらを用いた高密度、高集積実装の需要はいよいよ高まっております。
電子部品の小型化、多ピン化、ピンピッチの狭小化に伴い、半田付け作業もミクロン単位の精度を要求されるマイクロソルダリングの領域に達しています。
そそれにより、半田接合部に発生する電極間のショート不良「半田ブリッジ」はより発生しやすく、発見が困難になり、実装品質と生産性の向上を阻害する大きな課題となっております。
そのため、相信ではリフロー後の検査で見つかった0.65mm以下の狭小ピッチのデバイスの半田ブリッジを集計。報告されたブリッジは工程内で原因を調査し、再発しないように対策を立てます。
常に発生量を監視し、随時フィードバックすることで作業員の意識向上を促し、最終的にはブリッジゼロを目指しています。
業務マニュアルプロジェクト
作業手順を「見える化」してムリ・ムダ・ムラがないかを確認し、最も効率的な形で標準化することで作業員の経験による業務品質のバラつきを防ぎ、常に一定の高い品質を維持することを目標としています。
実装はもちろん、製造現場を支える調達部門、営業部門、総務部門の業務についてもマニュアルを作成し、更なる効率化、サービスの向上に努めています。
業務マニュアルは、完成後もルールの変更や事業環境の変化に伴い、随時見直しや項目を追加して形骸化させず、常に最新の状態を保つことが推奨されています。
測定器の定期校正
製造装置メンテナンスは毎週末実施。製造環境の整理整頓を全従業員で日常的に取り組んでおります。半田ごて温度計や電圧計は定期的に校正を行い、校正結果を記録しています。
TRACEABILITY
工程連絡書による後工程への注意申し送り
万が一製品の品質に問題が生じた場合、問題がどこにあったのかをいち早く解明し、解決を図るためにも、作業の各工程の記録が残されていることはとても重要です。
集荷部品の情報から前工程で起きた処置など重要なこと項を実装全工程間で共有する情報源です。実装組み立て後の全品を検査シートにより点検します。各工程の標準化した作業で、すでに織り込み済みの品質をこの作業で確認します。
製造番号管理体制
ご注文毎に製造番号を付番します。工程連絡書をはじめ、すべての作業記録表は製造番号で管理されます。万が一、市場品の不具合が発生しても瞬時に製造時期の特定が可能です。
部品情報の追跡
基板の構成部品表と常に連動した在庫データと部品受払いを在庫管理システムで一元管理しています。誰でも案件毎の部品情報を追跡できます。部品変更等の申し送りはすべて部品表に記録され、10年間保管されます。
出荷履歴の記録
ご注文毎に出荷方法の記録を行っています。宅配の場合は、荷物追跡番号と出荷情報を社内システムに取り込み、過去の追跡が可能です。製品の出荷の際はお客様へ出荷完了メールでお知らせします。
SECURITY REGULATION
お客様よりお預かりした機密情報の安全を確保し、
満足いただける商品開発・サービスを提供いたします。
当社は、市場が求める斬新なサービスを開発するとともに、その供給に関して取引関係先の利益に貢献し、それらの質の改善に努め、顧客満足度の向上を目指します。
以上の目的を遂行するため、取引関係先の重要な情報の機密を守り、安心した商取引がいつまでも継続できるよう情報セキュリティ規程を定めています。
また、経営側及び従業員が一体となり、その仕組みの改善維持に努めます。
弊社の品質方針
独自の工程管理方法ですべての製品の進捗情報を社内共有しています。
弊社では納期も品質と考え、総務から製造現場まで社員一人一人がお客様に安心してご依頼いただけるよう迅速丁寧に行動します。
いつでもお客様のお問い合わせに対応できるよう、情報処理のデジタル化を積極的に推進しています。
各セクションの業務マニュアル化により、手順のとおりに作業を行うことを基本とし、フレキシブルに人が動ける風通しのよい連携体制と社内外を繋げるコミュニケーション力が弊社の強みです!