REPORT
製作実績をはじめ、現場の
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実装基板サイズ:256㎜×140mm
構造:2L
材質・板厚:FR-4 t=1.6mm
実装形態:1DS
実装上の特徴:電極間ピッチ0.5㎜ 64Pin TQFPデバイス
現在、工場にてSMD実装中のこちらの基板、シルクにちょっとした特徴があります。
シルクとは、基板に印刷された白い文字のこと。実装される部品の場所が表記されています。いわば部品の「住所」のようなもので、シルクと部品表を見れば「どこにどの部品が実装されるか」が分かるようになっています。
シルクは見づらくならないよう、「スッキリ」「分かりやすく」表記することが大切。そのため、部品名は略してアルファベットで表されます。
さて、本日クローズアップした基板、日本語表記のシルクも確認できますね。
これは、エンドユーザーがこの基板を使うためです。電源のON/OFFやセンサー表示の確認など、機械の制御盤として使用されるこちらの基板。日本語で書かれたシルクは、エンドユーザーが使いやすくするためのものなんです。
マウンターでのSMD搭載を終えた基板から、順次リフロー工程に入っています。
(基板実装10416)