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共晶はんだから鉛フリーはんだへ

共晶はんだから鉛フリーはんだへ

詳細

本日は、これまで意外にもスポットを当てたことのない、はんだについてご紹介したいと思います。
実装会社のホームページを見ると、「共晶はんだ対応」「鉛フリー(Pbフリー)はんだ対応」といった文言をよく見かけませんか。実装で使われるはんだは、この「共晶はんだ」(写真左)または「鉛フリーはんだ」(写真右)どちらかになります。

20年ほど前までは、錫(すず)63%、鉛37%を主成分とする「共晶はんだ」がメインでした。しかし、この鉛が環境に悪影響を与えるとして、RoHS規制(ヨーロッパの環境対策)により使用が制限されることになりました。

保管は冷蔵庫で
使わない時は冷蔵庫で保管します

そこで登場したのが鉛フリーはんだです。
鉛フリーはんだは、呼んで字のごとく鉛は使われていません。成分は錫が90%を占め、その他の成分は銀や銅、ニッケルなどの金属が使われています。

販売当初は、共晶はんだより溶融温度が高く、不良も発生しやすかった鉛フリーはんだですが、成分の改善や特性に応じたリフロー装置の導入により徐々に対応できるように。それに伴って鉛フリーはんだの使用も少しずつ浸透してきました。

当社では鉛フリーはんだ(Pbフリーはんだ)での実装にも対応しております。

ポイント

当社では部品調達の場面でも、RoHS2調査報告サービスを通してSDGsへの取り組みを行っています。部品1個1個について代理店を通し、RoHS2適合証明書を取得、お客様へご報告いたします。

はんだとへら

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