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現場レポート

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出荷前の検査作業(入出力チェック)

出荷前の検査作業(入出力チェック)

実装基板サイズ:278㎜×205mm

構造:4L

材質・板厚:FR-4 t=1.6mm

実装形態:2D+2S  SMD・DIP混載実装

実装上の特徴:電極間ピッチ0.55mm 20pin SOPデバイス

 

詳細

検査の様子
検査の様子

本日は、ある測定器の出荷前検査の様子をご紹介しましょう。
基板はADコンバータを搭載し、アナログ入力信号をデジタル信号へと変換して出力する回路となっています。
写真左手前のつまみが8つついた治具から信号を入力し、設計通りの出力信号が出ているかどうかを確認しているところです。

防水処理基板
検査を待つ基板たち

ところでこの基板、表面が妙にテカテカしていると思いませんか?
実はこの基板は使用される最終製品が水に濡れる環境で使われるため、表面に防水処理が施されているのです。
「部品の交換が必要になったらどうするの?」と弊社技術陣のBさんに聞いたところ、この状態で半田ごてを当てれば部品を取り外すことができ、その後、交換後の部品に同様の防水処理をすれば元通りになるそうです。

ポイント

防水処理をした基板
防水処理をしていない基板

防水処理をした基板と普通の基板を比べると、その違いは歴然。
基板が使われる環境や雰囲気などにご心配がある場合にはぜひともご相談下さい。
(基板実装9958)

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