REPORT
製作実績をはじめ、現場の
取り組みや日々の活動をご紹介
実装基板サイズ:90㎜×75㎜
構 造:2L
材質・板厚:FR-4 t=1.6㎜ 市販ユニバーサル基板
実装形態:1D 挿入リード型部品実装
実装上の特徴:挿入リード型部品の手組み実装
検査ジグ装置の製作風景です。A/W設計を省略し、市販ユニバーサル基板を利用した手組み実装作業になります。アナログ回路など、布線量の比較的少ない回路を短時間で仕上げることが出来ます。日程調整には強力に作用しますが、昨今このような作業経験を持つ熟練者が極めて少なくなっています。示された配線図から、各々部品間を行き交う配線を読み込み、合理的な配置レイアウトを決めます。電源回路の配線材と信号経路の配線材を決定して、材料を自ら準備の上作業にかかります。配線に誤りも起きるので、検査方法も検討する必要があります。
信頼できる実装工場に必ず見られる熟練作業員の存在。機微に活動する実装ラインに姿を見ませんが、背後で実装工場の品質を支えるのが彼らの任務です。