REPORT
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基板実装に必要なものとして、部品表、実装図、メタルマスクデータ、そしてマウントデータがあります。
中でもマウントデータは、お客様からお預かりした様々な部品情報から、マウンターに必要な情報を取り出して、部品の搭載位置を認識させるデータです。
頂いた部品表などのCMPファイルから、ロケーション番号やX(横軸)Y(縦軸)座標、角度などを取り出し、自動実装機で読み込むための正確な部品名を入力していき、HRCファイルに変換します。
マウントデータの作成は、メタルマスク作成とほぼ同時に行う、基板実装の第一の工程です。特に抵抗やIC部品と違い、セラミックコンデンサなどは部品番号の記載がほとんどないため、誤って実装したあとの確認は困難です。
PC上の作業でありながら、データの作成には慎重さが求められます。