REPORT
製作実績をはじめ、現場の
取り組みや日々の活動をご紹介
実装基板サイズ:190㎜×100㎜
構 造:2L
材質・板厚:FR-4 t=1.6㎜
実装形態:1S+1D
実装上の特徴:2面付け実装
写真は、検査機器内で使用する大電流基板を200枚検査するために、オリジナル開発した検査用ジグを設置した様子です。
基板自体も熱を持ちますが、検査機器に使う抵抗器でも一つ80℃程度まで温度が上がってしまいます。
検査中の高熱対策として、基板の裏からさらに熱を逃がすように、作業台の高さを上げ冷却ファンを上部と奥に設置しています。エアコンからの冷気を循環させて抵抗部品の温度を下げる工夫です。
また量産に向けた効率化の工夫として、一枚につき12か所のねじ止め作業では素早く取り付け・取り外しできるよう電動工具を用いたり、検査用ケーブルの取り外しも最短でできるように長さを短く直線でつないでいます。
オリジナルの検査用ジグの開発など、基板に合わせた様々な工夫をとりいれることで、相信では量産のご注文にも対応しています。